・準備

Tabletop Simulator にもボイスチャット機能はあるのだが、音質や安定性に不安があるので、オンラインゲーマー御用達のdiscord(https://discordapp.com/)を使用した。そして全員に操作の説明。PCの操作と同じような部分が多いのでスムーズに理解できた。

・テストプレイ

始めて最初に気になったのが、相手の動きや表情が見えないので手番の終わりが分かりにくいということ。これは手番用マーカーを受け渡すことで解決した。後は、環境によって解像度が違うのでコンポーネントの数字が見えにくい場合がある。これは次回には数字を大きくするなど対処しようと思う。

ゲーム自体はスムーズに行うことができたが、今回のゲームは袋から出すという動作があるので、リアルより少し時間がかかった。逆にシャッフルは簡単に行うことが出来るので、ゲームによっては早くなる場合もあるかも知れない。

実際、テストプレイに使えるか、ということだが、かなり使えると感じた。何より集まらなくていいのが良い。そして、コンポーネントを作るのが楽なのですぐにアイデアを試すことが出来る。後は地味にゲームづくりに影響がありそうなのは、仮想空間なので情報が少ないということ。これは、ゲームに集中できてゲームの素の部分が見えてくるメリットもある反面、相手の表情が分からない、ということもある。ゲーム性を突き詰めるにはいいが、コミュニケーションをデザインする場合には難しくなるので一長一短だ。

Tabletop Simulator でテストプレイを行うという話題はあまり聞かないので、色々問題があるのかと思ったが、そんなことは全然無かった。今後も有効活用していきたい。

ゲーム終了時のお約束、ちゃぶ台返し。(巻き戻せる)