地下99階に相応しくないので、せっかく思いついたけどボツ。
でも、せっかくなのでTwitterに載せたものよりも少しだけ長くしました。
でもストーリブックには向いてない二人組です。

こんなのを繰り返して、ストーリーブックは出来てます。


「やっと着きましたね。ここで終わりだと思いますよ……って、あれ?維織さん?どこ行ったんですか?」
「……ここ」
「何をしてるんです?」
「見ての通り……体育座り」
「まあ、維織さんにしては、ここまで頑張ったので、そこで座っていても大丈夫かな」
「おしり……冷たい」
「それは仕方がないですよ。でも、かなり深い場所なので、やっぱり少し寒いですね」
「准……ここに店を出せばいい……きっと流行る」
「面倒だからって適当な事を言わないでください。誰が買いに来るんですか?」
「……もぐら?」
「そのへんで埋まっていてもらっていいですよ」
「……本当に埋まってもいい?」
「この人、埋まった方が楽だと気づいちゃったよ……。ここに新しくセキュリティ研究施設を作るんですよね?それを下見に行くって言ったの維織さんじゃないですか」
「こんなにつらいとは思わなかった……これは詐欺」
「何を言っているんですか、まったく。そんなにつらそうなのに、なんでついて来たんです?」
「ここの新しい責任者を守るため……」
「ああ、そういえば!研究施設の責任者って、ゆらりにする予定でしたね」
「あの子がこんな危険な場所に来るなら、私は守らないといけない……」
「維織さんが危険な場所に来てしまったら、あの子は飛んできますよ?」
「まさか姉として尊敬されてるっ!」
「いえ、社長秘書補佐として心配されているだけです」
「うっ……き、きっと、それだけじゃないはず」
「まあ、いつかきっと維織さんの想いが通じますよ。さて、行きましょう」
「……適当に流されたっ!」

「これぐらい広さがあったら、いろいろと出来ますね。宇宙開発部署とかもできそうじゃないですか?」
「……」
「あれ?どうしたんですか維織さん?」
「まだ進むの……?」
「うーん、そうですね。まあ、もうこれで見る物は見たと思うので帰りましょうか」
「ほっ……」
「じゃあ、来た道を戻りますよ」
「えっ!」
「何で驚いた顔をしてるんです?」
「も、もう無理……めんど、う、ううん、もう足が動かない」
「維織さんが、めんどうって言いかけたのに耐えたっ!珍しい」
「私も空気を読めるようになった……」
「それを言ってる時点で読めてませんよ。はあ……仕方ないですね。じゃあ、エレベーターで帰りますか」
「えっ!」
「何で驚いた顔をしてるんです?」
「そ、それは驚く……エレベーターがあるなんて……聞いてない」
「言ってないですから」
「いつ作ったの?」
「ここの土地を買い取った直後ですよ。すぐにエレベーターを99階まで通しました」
「おかしい……エレベーターでここに来れば、もっと楽だったはず」
「そうですね」
「な、なんで……!」
「最近、維織さん、歩いてないでしょう?少し仕事が落ち着いたからって本ばかり読んで。少しは運動してください」
「運動の必要性を感じない……」
「ダメです。社長として、姉として見本となってください」
「めんどくさい……」


こんな感じです。

こういう風なのを先に書いておいて、最終的には誰が読んでもわかるように調整していきます。

 

実際にはこれを書く前に追加用のストーリーは1つ書き上げているので息抜きみたいなものですね。

 

今回は思いつきで書いたボツストーリーでした。